転職直前。貯まっていたマイルを消化して2泊3日の小旅行へ。本音を言えば愛するバリに行きたかったが、卒業旅行シーズンと重なり航空チケットが手に入らない。プーケットもフィジーも残念ながら満席。とは言えグアムとサイパンはどうにも中途半端。仕方ない、今回は国内で我慢・・ということで、オフピークの沖縄に出発。往復の航空チケットが無料なだけに、宿泊先はちょっと豪遊。一番希望の喜瀬別邸は常識外れの価格帯。妥協して、雰囲気の良さそうなジ・アッタテラスクラブタワーズを選択。束の間のプチセレブ気分を味わう。
那覇空港到着後、レンタカーを飛ばしてホテルに到着。バリの高級リゾートを思わせるロビーを抜けると、目の前に洒落たプールが広がる。バーの雰囲気もなかなか。バリのような異国ならではの非日常空間とはいかないが、社員のホスピタリティも上々で気分が良い。持ち込んだ焼酎を飲むために内線で氷を頼むと、5分も経たないうちに部屋に届けてくれた。迅速なサービスも素晴らしい。柿ピーを摘みながら俗世界を離れ酒浸り。視界がメリーゴーラウンドのようにぐるんぐるん回る。徹底的なインドア。これなら別に沖縄でなくても良かったんじゃないか・・と暫し冷静になったりもしつつ、1日目終了。
翌日は、以前より興味のあった世界遺産、斎場御嶽(せーふぁーうたき)へ。御嶽とは、神々が天より降りる杜として、祝女によって神拝行事が行われてきた琉球王朝の聖地。三角形の空間の突き当たり部分は拝所。神秘的な光が射し込み、凛とした空気が漂う。東側には海の彼方に久高島。魂が落ち着くような不思議な空間。古来の人々が神を感じたことも頷ける。
続く目的地は、沖縄美ら海水族館。平日にも関わらず、水族館が近くなるにつれ道が混み始める。遅々として進まない道程に嫌気が指しガラス越しに歩道を見ていた最中、携帯電話で話ながら歩く長身の美青年が目に飛び込んでくる。・・ん?どこかで見たことがあるな・・と思ったら、沖縄で合宿中のプロ野球選手、日本ハムのダルビッシュだった。彼はそのまま、国道沿いのパチンコ屋の中に姿を消した。
そんなこんなで水族館に到着。ジンベエザメの複数飼育は世界初、規模も世界最大級、と聞いてはいたが、百聞は一見にしかず。「黒潮への旅」と名付けられた巨大な水層が目の前に現れる瞬間は鳥肌モノ。厚さ60cm、幅22.5mのアクリルパネル内で悠々と泳ぐジンベエ、マンタの群れは幻想的。生命の神秘を目の当たりにし、惚けたように見入ってしまう。身体ごと海に溶け込んでいくような感覚。一度は訪れるべき、日本が世界に誇る観光スポットだ。
最終日。荷物をまとめ空港へ向かう道中、この旅行が終わって帰宅すれば転職だ・・と言葉にし難い感慨が押し寄せる。来るべき激動の生活を前に、暫し心のリフレッシュ。初夏を思わせる爽やかな沖縄に感謝しつつ、現実世界に戻る。
社会人10年目直前の沖縄旅行は、忘れられない思い出となりました。
ただいまハニー♩
季節外れの沖縄でしたが、十分満喫することができました。
一年に一度くらいは自分へのご褒美欲しいよね。
るぅぅは次回どこへ行くんでしょうか。
投稿情報: Master (管理者) | 2008/03/17 22:42
お帰りなさいませご主人サマ♪
沖縄、満喫されたようでなによりです。。
写真、もっと見たいなぁぁー。
また旅に出たくなってきたよ・・・酒と柿ぴー持って?
年中、自分にご褒美ほしい。。
投稿情報: るぅぅ@上海 | 2008/03/08 18:37