「現代人は全て、20万年前アフリカにいた一人の女性の子孫である」という”イブ仮説”という学説がある。イブ仮説が正しければ、太古の昔、人類はある1群の女性から地球各地に広がっていき、それぞれの環境に適応していった人々が現代人(アフリカ人、ヨーロッパ人、アジア人)へ進化した・・ということになる。
ちょっと大袈裟に考えてみる。無難な現状維持を決め込んで、人類が居心地の良いアフリカから一歩も動かずにいたら、今の歴史は存在していただろうか。
無分別な人たちが、良識ある人の忠告を聞かずに故郷を捨て、地球上のさまざまな場所に移動を開始した。だから今日の歴史がある。無分別を支えたのは、恐らく意志の力と冒険心。昔も今も人は意志の力で進化する。
今の自分に置き換えてみる。動かなくても十分に恵まれた環境と、動かない限り波風が立たない居心地の良さ。この場所で自分は進化しているか。退化していないか。自問自答する2006の年末。
考えてばかりいないでまずは行動しなければ。きたる2007年は、強い意志で進化する転換期・・といきたいところです。
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