「来期は売上げを30%伸ばす、という目標を立てたとしよう。けれども実際には27%しか達成できなかった。これがスポーツの試合なら敗北だが、実際のビジネスでは目標に3%足りなくても、さほど問題は生じない。目標には到達できなかったけれど、とりあえず去年よりも27%売上げが増えたからいいじゃないか、という話にすることもできる。業界7位の企業が、1位になるという目標を立てて活動した結果が2位だとしても、元が7位なんだから大躍進だとお祝いすることだってあるかもしれない。
英語ではそういう姿勢を「Best effort basis
これとはまったく違うモノの考え方をする人がいる。その姿勢を「Get things done」と表現する。ありとあらゆる手段を使って、何が何でも物事を達成する人間の姿勢だ。「Best effort basis」と「Get things done」。たとえどちらも毎日同じように努力したとしても、この2つの姿勢には天と地の開きがある」
友人から借りて読んだ、楽天三喜谷社長の著書「成功のコンセプト」の一文。上述の文章に、今の自分に足りない点が凝縮されている気がする。批評家になるのではなく、自ら最後までやり遂げる力。言動ではなく、行動で示していかなければ。
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