ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
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梅田 望夫
筑摩書房
売り上げランキング: 4700
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ベストセラー「ウェブ進化論」の作者による書き下ろし。「時間」と「距離」と「無限」の概念が大きく揺さぶられる現代において、人はどう生きて行くべきか。未来を担う若い世代に対する真摯なメッセージが織り込まれた好著。ウェブ進化論のエッセンスが至る所に詰め込まれているので、同著を読んでいない方もすんなり入っていける。
「ウェブ進化によりどういう自由が現代人に開かれたのか、と考えるとき、私は、リアル世界の環境の制約、つまり住む場所や生まれながらに属するコミュニティなどが相対化されて、自らの志向性にあわせた共同体へ移行する自由が与えられたことなのではないかと思う。地縁、血縁、家族、学校、会社といったリアル社会のコミュニティから、「時間の使い方」の優先順位を変えることで「志向性の共同体」へ移行する自由である」
「時間だけが全ての人に平等に与えられたリソースである。その時間を、自らの志向性と波長の合う領域に惜しみなくつぎ込む。それが個を輝かせる。大切な時間というリソースを自分らしくどう使うのか。そこがこれからはますます問われる」
ウェブによって既存の概念が大きく揺さぶられる時代。すなわち意識一つで個を輝かせることが可能な時代でもある。洪水のような情報に溢れた時代だからこそ、情報を取捨選択する勇気と志向性を追求する行動力とが大切になる。著者からのポジティブなメッセージ。もし自分に子供がいたら、是非読ませたい一冊。
結局年内は厳しかったねぇ。。
とりあえず、年明けに新年会を企画しましょうや。
年末年始は、2008年にやめることとやりたいことを
お互い整理しましょうか(^_^)v
投稿情報: Master(管理者) | 2007/12/25 12:03
僕もこの本ちょうど読んでいる最中です!!
まだ途中ですが、以下の件がとても印象的でした。
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年始の目標を達成できない人が多いのは、「今年やりたいこと」
だけ設定して、「そのために今年やめること」を設定しないから
である。人間に与えられる時間には限りがあり、その使い方が
何より重要である。
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日に日に「時間」の大切さを実感しつつある今日この頃なので、
非常に心に響くお言葉でした。
11月の中旬にはまたお邪魔するという話がありましたが、
気付けば12月も中旬になってしまいました。。。
今年は年末年始もこっちで過ごしそうなので、
またお暇があれば遊んで下さい♪
【戸塚在住の2年目社員より】
投稿情報: princepanda | 2007/12/12 09:28